2010年7月28日水曜日

さあ次は韓国へ

採用のグローバル化を全社的に発表をしてから、私の周りの仕事の提案数が激増しました。
まあそれはそれで嬉しいことでもありますが、それでも仕事の質を維持するためには、過度のペースアップは危険なわけで。
今は清華大学からの入社者の対応を社内で行っていますが、それでもウエルカムな雰囲気になってくれていることは嬉しい限りです。

そしてせっかくグローバル化を叫んでいますので、次はまた別の国を攻めていきたいと思います。

そう、次は韓国です。

韓国は、政府レベルでグローバルリーダー育成10万人計画を打ち出しています。

海外からの企業の採用に支援金が出るのです。
我々が採用活動を行うことに助成金が出るので、渡航費も宿泊費・滞在費も支援してもらえるので、これは韓国の本気度の高さを感じます。

そして理系高校の上位5%をリクルーティングして全校生徒を奨学金を提供し、学費を全額免除している政府の教育機関も存在します。
これは日本にはない機関です。

日本の学生よ、世界は広い。

そして気が付けば、日本は世界トップはおろか、アジアトップですらなくなっているのです。

しかし私は妙なナショナリズムを持ち出す気はありません。
共に切磋琢磨して、若者特有の感性で世界中の天才達と出会い、お互いを刺激し合って、インスパイアされてください。

私はそういった環境を作るサポートをしているだけでも、何か世界が変わっていくのを実感でき、それが私の今のインセンティブでもあります。

2010年3月1日月曜日

インターネットカフェの社長

日本には失業状態の者も含めて400万人を超える臨時雇用者がいる。

それが大きな社会問題になっているのだが、彼らのフリーターや派遣社員の数を一夜にしてゼロにする方法がある。

しかも全く税金もかからない。

そんな無茶苦茶な、と思うかも知れない。
この方法はとても簡単だ。

彼らに無料で法人登記をさせてあげればいい。


個人、もしくは複数人で会社を登記すれば、昨日までのネットカフェ難民が、代表取締役社長や専務取締役、取締役営業部長になる。

その最大のメリットは個人という人格を労働市場の評価にさらす必要がなくなることだ。

2010年2月18日木曜日

この国にはんなぜ希望がないと言われるのか

日比谷公園の野外音楽堂が薄暮に沈む頃には既に長い行列が出来ていました。

霞門から図書館へと向かう小道に沿って大小様々なテントが並んでいました。

2009年1月3日。

例年になく穏やかな年明けとはいえ、日が落ちると辺りは急速に冷え込んできます。

炊き出し画行われる本部テント前には石油ストーブが置かれ、わずかな暖を取れるようになっていました。

今夜の献立はけんちんそばとおにぎりだということでした。

暗闇の中からアコーディオンを伴奏にした「ふるさと」のか細い合唱が聞こえてきます。

道行く人に売り子が必死に声をかけています。

拡声器による業務連絡と、神経を逆なでするカメラマンのフラッシュ。

それを除けば500人もの男達が集まっているというのに、辺りはくすんだ静寂に包まれていました。

皮肉なことに変えるべきふるさとがないからこそ、彼らはこの公園に吹き寄せられてきたのです。


世界金融危機に端を発した景気後退によって世界最大の消費市場であるアメリカ経済は失速し、自動車や電機などの輸出産業は前年比4割に迫る未曾有の販売減に襲われました。

積み上がる在庫を前に生産ラインは停止し、期間契約の労働者の雇用が相次いで打ち切られたために、社員寮の退出を求められ、行き場を失った者たちが街に溢れるようになったのです。

そのため12月31日から1月5日までの期間限定でボランティアたちが越年の避難所を厚生労働省の目の前に設置したのです。

首都の中心に忽然と出現したテント村に私たちが衝撃を受けたのは、それが戦後日本の行き着いた先を象徴していたからです。

敗戦の焼け野原から高度経済成長期に向かう中で、日本人はふるさとを捨て、家族から離れ、「会社」という疑似共同体に身を投じていきました。

会社への忠誠心と一体感が奇跡的な経済成長の原動力となりました。

そしていま、私たちを拘束し、抱擁してきた家としての「会社」からは切り離され、残されたものは逃げる場のない孤絶でした。


地下鉄の階段に座り込んで、夜明けを待つ若者には、迎えてくれる家族もなければ、頼るべきただ一人の友人すらいない。

戦後60年の繁栄を経て、私たちは荒海を漂流する小舟の様な、寄る辺なき境遇に辿り着いたようだ。


テクノロジー急速な進化とグローバル市場の拡大によって、世界の姿は急速に変わりつつあります。

それに伴って、欧米や日本の企業は、年功序列や終身雇用で高い人件費を負担することが出来なくなってきました。

世界のあらゆる場所で、格差や失業が社会の伝統を大きく揺さぶっています。


会社を失ったとき、あなたには帰るべき居場所はあるでしょうか?

2010年2月13日土曜日

グローバル資本主義を生き延びるための思想

派遣切りや新卒内定取り消しが横行し、街には失業者が溢れ、暗い話題ばかりですが、毎日毎日「不景気だ」と騒ぎ立てても景気はよくならない。

誰もが好きな仕事に就けて、毎年給料が上がっていって、会社は一生社員の面倒を見てくれて退職後は悠々自適の年金生活が待っている。

そんな勝手な理想を描いて、その夢が消えて、裏切られたと喚き散らすのは、そろそろやめにしなくてはいけない。

そんな都合のいい話なんてあるわけないのだから。
誰だって知っている。

世界は元々不条理なものだ。
一人一人がポジティブに生きていく道を探らなくてはいけない。

仕事を失ってホームレスになった若者に向かって、「努力不足だ」と説教する自称評論家がいる。
親でも家族でも兄弟でもいいんだけど、その言葉に責任を持てる人だけが、面と向かって人を批判してもいい。
責任をもたない評論家風情が批判だけする社会には懲り懲りだ。


かつてこの国のサラリーマンは「社畜」と呼ばれていた。

自由を奪われ、主体性がなく、会社に人生を捧げた家畜同然の人生の奴隷という意味で、彼らの滅私奉公ぶりや退屈な日常を嘲り、見下すのがカッコイイとされてきた。

私も社畜と呼ばれた時代があったので、 これに言い返す言葉がなかった。


しかし今や「非正規社員を正社員にしろ!」と大合唱している。
正社員とはサラリーマンである。
そうかつての社畜だ。

驚くべきコトにこの国では社畜こそが理想の人生に成り変わってしまった。


まるで正社員になりさえすれば全ての夢が叶うかのようにすら言う人もいる。
いつの日か社畜になれる日を夢見てデモをする人々もいる。

近頃は誰もが「この国は希望がない」という。
しかし人生の目標が社畜になることなら、希望なんてあるわけがない。

「自由」の価値は、ここまで貶められてしまったのだ。


【続く】

2010年1月29日金曜日

そしてまた面接

面接の日々が続いています。
先週は毎日面接でした。

今週に入り、1日しか面接はしていませんが、それでもまた来週から面接が続きます。

本年の面接で試していることがあります。
それは選考の中で受験者がどのくらい成長してくるか、です。

初めての面接での準備はほとんどの学生は不得手です。
大した準備をしてきていません。

ですので、この段階で切ってしまうのは、奥に眠ったポテンシャルを見ずに終わることになります。
しかし難しいのは、このタイミングでポテンシャルを引き出すことも困難である、という点です。

ですので1回目の面接ではなるべく彼らの考え方の支援をして、底上げを狙います。
しかしこれは今は実験的に試していますので、実際にはどうなるかはその次の選考にて検証する必要があります。

次回の選考までに私が期待する水準まで上がってきてほしいと願いながら、彼らに対峙して、選考に持ってきた課題と私からの質問への回答のまずい点を指摘していきます。

さあ彼らはどのくらい成長してきてくれるのでしょうか。

2010年1月20日水曜日

面接

本日も面接をしました。

面接官も様々ですが、
見ているポイントも様々です。

私は基本的には価値観を確認するところから始めます。

就職活動状況を確認したりもしますが、
考え方のスタンスを見れば、
伸びていく可能性があるかどうかを感じ取ることが出来ます。

その目測を誤ることもありますが、
それでも効果的に受験者の能力を測るには、
一回の面接では不十分と分かりながらも、試します。


今日の面接では本来、見たい部分が見えた受験者とそうでない人がいました。

一回の面接では測定できないという本質的な能力に関しても、
私は時間をかけて計るべきだと考えていますので、
チャンスは多く与える主義です。

そのうちのどれかでもいいので、
そのチャンスを形にしてきてくれることを期待して、
機会を提供します。


今日の受験者も次回までに
その機会をものにしてきてくれると嬉しく思います。

ぜひ期待に応えてくれることを願います。

2010年1月18日月曜日

紛争と経済

多くの外国出張、外国企業との交渉、などを経験した中で、
当然、紛争中の国、紛争直後の国、紛争の果てに難民になった人々の街などを見る機会もありました。

そこでの景色は決して単純なものではありませんでしたし、
一言で表せるようなものでもありませんでした。

しかし共通して感じたことがあります。

それは平和が一番であるということです。
当たりまえのことです。

私たち戦後の日本での戦争を放棄した国に生まれて幸せであることを
何度も実感しました。

そして他に感じたことは、
紛争で儲けている人間がいる、ということです。

紛争が起こることで、利益を得ている人間が必ずいます。
世界の経済のかなりの部分は紛争によるものに支えられています。
そういったメカニズムの上に経済は成り立っているのです。

そして日本もその恩恵を受けているのです。
そう、我々日本人は全く意識していないにも関わらず、です。

このメカニズムはそう簡単ではありません。
簡単に終わらせることも出来ません。

世界に少しでも平和な地域が増えることを願って小さな努力をすることは出来ます。
しかしそのために必要なことが圧倒的に不足しているのです。

そう日本の若者は世界の状態を知らなさすぎるのです。
国際社会に貢献出来ないのです。

まずは紛争について興味をもって、関心を寄せて、知ることが大事です。
それが国際社会、世界規模のビジネスに参加をする条件になってきます。

2010年1月16日土曜日

就職という人生の岐路に立つ瞬間

今日はタッチを変えて書きます。
本音に近いことを書こうと思うと、どうしても口語にした方が、
書きやすいもんなんで、今回はごめんなさい。

就職に対する慎重な姿勢は、
今年に入ってからより強まった傾向を感じます。

就職はあくまでも雇用でしかなく、
契約の一つです。

そして結婚程、大きな責任もありませんし、
得られる権利も期待する程、大きくもありません。

やはり良く思うのは、
就職というものに過剰に期待しすぎているのではと
思います。


会社が従業員の雇用を守ることは義務づけられていますが、
社員の自己実現まで保障する必要はありません。

しかし働く従業員側からすると、
いろんなものを期待してしまいます。

学生は特にその期待が過剰に大きいと感じます。

自己実現の機会は自分で手に入れるものです。
それができないのであれば、
その過剰な期待に裏切られることになるでしょう。

期待感のコントロールは必要です。
就職はあくまで機会のうちのひとつだと
冷静に受け止めることが大事です。

2010年1月14日木曜日

清華大学へ

中国採用市場は日本の採用市場とは
違う点がいくつかあります。

全体的なスケジュールが
日本の三月修了とは違い、
中国では七月修了になります。

そして就職先を知る機会と選考を兼ねて
実習という形で企業でインターンシップを行います。

日本でもインターンシップという概念は普及しましたが、
その他の国のインターンシップとはやはりまだ異なります。

日本では学生の卒業日が同じであるため、
就職活動はほぼ全員が一斉に始めますので、
企業側も一斉に選考を開始します。

ですので学生も一社に長く時間を使えないのです。

皮肉なことにそれが未だに就業観のギャップを生んでいます。

中国での採用ではじっくりと
会社への理解をしてもらうことに
多くの準備を使いました。

そしてその実がもうすぐ
試されます。

2010年1月12日火曜日

2011年卒採用市場が動きました

いくつもの企業が新卒採用を始めました。
選考を開始している企業も多くあります。

採用市場の動きは毎年ほとんど同じですので、
季節もののイベントのようなものです。


学生にとっては初めての就職活動になりますが、
(初めてでない人も中にはいますが)
今年も例年のごとく始まりました。

新卒採用市場はマーケティング合戦で、
広告の応酬に見舞われます。

企業の情報を取りに行こうとしても、
多くの学生が企業側のプロパガンダを見抜けず、
真の情報が埋もれていく、
というのが今までの就職活動の常でした。

現在は企業側の情報よりも、
学生からの情報や敵対する企業からの
情報の応酬に見舞われています。

過去はいい情報しかなかった時代でしたが、
今は悪い情報しかない時代です。

事実も事実でないことも、
まるで重要な情報と一緒に混ぜてあります。

事実と、勝手な憶測と、勝手な思い込みと、反感からの批判とが
情報として溢れてしまっています。


学生が志望先の企業を
就職先として決めるための
必要な情報があれば
それだけでいいのですが、
実際にはそれ以外の不必要な情報に
操られてしまいます。

次回あたりの投稿で、
真実の情報とそれ以外を見抜く方法を
記載してみましょうか。

2010年1月7日木曜日

何の知識が必要なのか

最近は社内向けに教育をする機会もあり、即戦力と呼べるまでの能力とは一体どのようなものなのか、と考える機会がありました。

学生のうちに本当は時間をかけて学んでおいてほしいことがあります。

マーケティング
IT知識
経済

です。



学生ですので、どうしても実務を伴わない学問が身の回りにあるということもあって、ついつい成果の見えやすい語学や歴史に逃げてしまいがちです。

歴史も非常に重要ですが、人類の全ての歴史を記憶することは到底4年間では足りません。

できれば経済の歴史かITの歴史を知っておいてほしいと思います。
これは一番社会に出て使える歴史の勉強の仕方だと思います。
(基本的には歴史は教養ですので、即戦力的な使い方を期待するものではありませんが)


海外の学生は意外に日本のことを話さなくてはいけない場面が、日本国内の学生よりも多くあるせいか、俯瞰して日本の歴史を捉えている傾向にあります。


しかしどうしても譲れない能力があります。

それは”論理的”思考能力です。

最近は授業でも取り扱っている学校も多くなり、論理的に考えることを日常としている学生も多いと思います。

ですので、その論理的に考える習慣をさらに深めてください。
もっとも使える能力となります。

ですので論理的に考えるための方法=フレームワークを知っておくことは有効です。

そのフレームワークを知るためには実際に使うことが重要ですが、ぜひ論理的に考えるビジネスマンになってください。

2009年12月29日火曜日

ハリウッドからサンフランシスコへ

海外大生採用として渡米してきて昨日ハリウッドからサンフランシスコ入りしました。

昨年と違い、採用市場は学生にとって非常に厳しく、
その流れを学生である彼らも直前の今更になって痛感しているという状態です。

学業と違い、一瞬で決まってしまう日本企業の採用活動。
そして直前にならないと情報を収集し始めない彼ら。

日本の学生よりも大企業指向は強いのですが、
これはただ企業というものを知らないだけで、
日本の学生よりもこだわりは少なく、
直接話して大企業とベンチャー企業の違いに対する勘違いを払拭してあげると
すんなりと納得してくれます。


先日の中国での採用活動とも連動しますが、
メジャーマーケットばかりが宝のありかではありません。

昨今のボーダレス化に伴って採用マーケティングも変化することが出来ることを
身をもって実践してその先駆になることが当面の予測目標です。

大学生の学習時間が日本よりも圧倒的に長い、アメリカ・中国。
学校外での勉強時間が1日平均4.5時間のアメリカと30分の日本。
特に留学生は言語のハードルもあるので更に長くなります。

こういった習慣が仕事上でも地味ではありますが、差を生んでいきます。


ネガティブに考える必要はありませんが、
日本の大学のスタンスが変わることを迫られる日が来る日もそう遠くないと思います。

2009年12月28日月曜日

面接と筆記試験

筆記試験を採用試験に導入している企業は年々減少してきています。
その理由は企業それぞれ色々な言い分があるようですが、今まで用いていた筆記試験そのものに意味がないのでは、という試験そのものの評価制度への信用性の低下が挙げられます。

信用性が低下してきている一方で、どのような方法で能力を評価すればいいのか、という問いにも答えなくてはいけませんでした。

欧米が雇用する際に用いる採用手法としてのインターンシップという、就業環境で実地試験をしてしまおうというメソッドを取り入れることにした企業も現れました。

しかしそのほとんどが外資系企業の日本法人であり、純粋な日本企業は、その手法をただ名目上真似ただけという粗末なものでした。

依然、インターンシップは企業側のプロパガンダとして用いられることとなり、従来の採用メソッドに取って代わるほどのものにはなっていません。

どの企業もまだ模索中とはいえ、明確な検証を行うことなく、評価制度をいじることが、どれほど危険かわかっているからこそ、長らく携えてきた採用手法を変更することを躊躇っているのです。

企業の採用活動はマーケティング合戦でもあります。

試験で就業能力を完全に評価することは可能かもしれませんが、企業自体が求めている能力が加速的に複雑になってきている以上、その複雑化する求める能力を完全に評価できる仕組を構築することに取り組んでも、その仕組を導入するころにはもう当時求めていたことは古くなってしまっています。

いたちごっこですが、常に変化する企業と取り巻く環境。
評価が企業を決めるというジレンマがありながらも、めげずに取り組む姿勢は、今の日本の企業にはもはやなくなってしまっているのでは、と思う昨今です。

2009年12月26日土曜日

留学生の帰国ラッシュ

本日も帰国してきた留学生4名と面談をしました。
東京本社にて面談をして、 社内の見学をして、色々話しました。

多くの留学生はなかなか日本の企業の情報に触れることが出来ないので、こういった面談は喜ばれます。

入社を決めている学生、まだ他社と悩んでいる学生、それぞれですが、彼らの価値観も私の持つ価値観に多々影響を与えてくれます。


私は特に国際問題関係を取り扱うことに興味があるのですが、やはり留学生とはそういった話が出来るのが、嬉しいですね。


しかしこの情勢下では彼らを取り巻く状況は年々悪化しています。
採用市場は冷え切っているとはいえ、日本企業からみると彼らへの採用アプローチはコストがかかるため、更に手控えています。

この矛盾を抱えた市場原理主義至上のスパイラルは、決して逃れることの出来ないものとして強大な力を時には畏怖として我々に、過酷な決断を迫ります。


日本経済の以前のような驚異的な復活は難しいでしょう。

とまあ今回はやや小難しいタッチで語ってみましたが、これは革命を起こすしかないですね。
まず手始めに教育革命です。

今必要なものは
・有志
・勇士
・融資
です。

革命についておいで

2009年12月11日金曜日

中国へ

中国の工科系の大学では最高峰の清華大学へ行ってきました。
学生と直接話をしてきました。

やはり彼らの意識は非常に高く、日本の大学生の平均的な意識水準とは大きく差があることも実感しました。



その後は大連へと移り、大連理工大学にも行って、学生から多くの質問を受け、中国に進出している日本企業へのイメージを聞きました。

日本企業も捨てたものじゃないことを懸命にアピールしてきました。

イノベーションは世界中のどこででも起こる可能性がある、そう掲げることがグローバル企業への進化を遂げるためには必須の意識になります。

さあ世界企業へ

2009年12月9日水曜日

帰国!そしてまた海外へ


先日ボストンから帰国しました!
今回はボストンにて開催されるキャリアフォーラム(Boston Career Forum)に3年連続で参加をしてきました。

※写真はLAでのキャリアフォーラムの際に撮ったものです。気候的にも全然LAのイベントの方が楽ではありますが、イベントの重要度が違うので、気合いはBCFの方が入ります。

このイベントでは、この期間中に選考を行って、内定まで出して、かつ内定の承諾までもっていくという離れ業を行いますので、かなり過酷なスケジュールになってしまいます。

このイベントの前に1ヶ月ほど北米を回って、様々な学生と会ってきました。
そして広報活動と試験を実施してきましたが、やはりなかなか大変でした。

しかしまた新たな優秀な学生達と会えることは何よりの楽しみでもありましたので、日々の体調管理はきちんと行い、そして睡眠時間も限られた時間の中ではありますが、確保してきました。

イベント期間中の睡眠時間は1~2時間くらいで、選考の結果を検討するミーティングなどにも多くの時間を費やしますので、実稼働時間が長いのが特徴です。

同行する社員にも当然負担を強いることになりますので、このイベント前後でのフォローは必須です。

特に海外での仕事が初めてという社員もいますので、テンションを上げて臨んでもらうためのお膳立ては行います。

この度は昨年の3倍の応募者の中から昨年の半分の選考突破者まで絞ることになりました。
これは我々の求める人材の水準が年々上がってきていることと、何より、留学生の方への期待感の高まりが現れているのではないかと思います。

また続きは明日へ持ち越します。
ではでは

2008年12月3日水曜日

懐かしのカリフォルニア 9/21

高校2年生の時、初めてアメリカに行ったときの場所はフロリダでした。
フロリダには1997~1999年までの期間にちょくちょく行ってましたが、その後2000年にはカリフォルニアに行くようになりました。

そして3年ほどカリフォルニアで過ごすことになります。


懐かしの我が青春時代。
まだまだ向こうっ気ばかり強くてとんがってた若き日。。。

LAの空港に着いたときはあの頃の思い出が蘇り、何とも複雑な心境でした。
とまあこれから続く1か月半以上の訪米採用の旅の幕開けの初日から、ノスタルジーなメンタルでセミナーの会場に向かっていたわけですが、最初に向かった学校はCalifornia State University, Northridgeです。


その学校の近くに住んでいたこともあったので、行く道の途中では懐かしい店もあれば、当時からヤバそうな店も案の定つぶれていたりで初日からテンションが上がってしまう予感がしました。


セミナー会場には20~25名の学生が集まり、私の熱のこもった特別バージョン編の会社説明を聞いてくださりました。

会社説明は私が練りに練った60分バージョンですが、ワークスアプリケーションズという会社は事業性やビジネスモデルが難解でなかなか学生に理解させるのは難しいのです。

そのため日本国内での中途採用(転職者)向けのセミナーでは90分かけて説明をしています。
それを60分に短縮するのですから、かなり考え抜いて練り上げました。

そうして会社説明を行った後に筆記試験の受験を希望したのは20名程度。
60分の筆記試験を実施し、学生日本人会の方々がご用意してくださったピザを食べながら学生との懇親を図ろうと思ったのですが、

筆記試験が終わったとたんに8割の学生が帰る帰る・・・!

いきなりアウェー感を思い知らされました。

特に私はシャイなので(そうですシャイなのです)、学生に声を積極的にかけられるわけもなく、ただただ帰る学生を見送ってました。ララバイ。。。

こりゃ今夜の酒は弾むなあ~とかできるだけポジティブに考えるようにはしていましたが、さみしくポツンと部屋の隅っこにいる私の姿を見かねたアテンダントの方が一切れのピッツァと紙コップ入りのコーラを持ってきてくれました。
そしてそれを頬張って、ばら撒く用に200枚用意した名刺を片手に(名刺に罪はないのよ、名刺には。)片づけを行いました。

結局この日はろくに学生とも話せず、この学校の学生がどんなものかもよくわからず、夜の帳に消えることにしました。



いや~しかしビールがうまいっすね~

・・・明日はがんばろ。。。

久しぶりのアメリカへ

最後にアメリカを発ったのは2004年2月。

それから早くも5年が経とうとしています。
こうしてまたアメリカに全く違う目的で来ることになるとは、全然考えてもいませんでした。
ましてや企業の採用担当としてなんて。


アメリカに行きだしたのは1998年の高校2年生(当時16歳)の時で、
そのころはもっと入国審査も甘く、年に何度も出入国を繰り返しても大したおとがめはありませんでした。
当時は野球選手として北米を巡っていました。


9・11のテロ以降、厳戒態勢が敷かれ、出入国審査もセキュリティチェックも相当厳しくなりました。
特に私のようなサラリーマンとしては奇抜なファッションスタイルをもつ人間は
まさしく恰好のカモとなります。(向こうはカモと思っているかは分かりませんが・・・)



今現在私は株式会社ワークスアプリケーションズという企業の新卒採用を担当していますが、日本国内での採用をインターンシップ経由のみと限定し、
年間3万人を超える応募を獲得しています。


BtoB企業であるがために大学生の企業認知度は非常に低く、
通常の採用手法を用いてもこれほどの応募の獲得は非常に難しかったであろうことを考えても、
インターンシップのブランディングは成功していると言えます。

しかし採用マーケットの拡大をしなければいけない一方で、
その拡大の道を阻害する”19日間の参加”という障害がありました。

日当1万円を支給しているので19万円もらえるというメリットがある反面、
就職活動時期に長期間拘束されてしまうというトレードオフ。


この障害によって参加をしてこない学生も当然多くいるわけで、
特に留学生は物理的に参加ができないことも問題視していました。

というよりも留学をして高いモチベーションマインドを持った学生を採用したいという個人的な思いもありました。
多様性を尊重する文化にあって、さらに多様な価値観を持った人材を取り入れたいという考えもあります。

そして何よりも採用市場が大きく違うことにも目を付けていました。
まずはその点から触れますと


・そもそもアメリカでの就職はほぼ不可能という事実を知らない

9・11以降、外国人のアメリカでの就労ビザの獲得が非常に困難になりました。
日本人留学生はアメリカでは当然外国人ですから、アメリカで働くには就労ビザが必要です。

学生が留学をする際にアメリカで就職をすることがどういうことかをよく調べずに(調べてもわからない場合もあります)、留学をして、いざ就職をしようと考えだして就職活動をし出して初めて就労ビザの問題を知る、というケースが多いのです。
自分は外国人なんだとアメリカに来て初めて思い知ります。


・就職活動を開始するのが卒業直前か卒業後

アメリカでは就職活動よりも勉学の方が重要とされます(まあ学生ですからその通りなんですけど)。
成績が悪いと退学もありうるアメリカでは、卒業するために精力を集中しています。

日本の学生の就職活動の開始時期は早い学生で3年生の夏くらい(卒業1年半前)から始めますから、準備期間がかなり違います。

そのため就職活動の準備期間が違うので、企業を探したり、自己分析をする時間も十分に取れていないんですね。
マニュアルに影響されていないという企業側にとってのメリットはありますが、採用という対企業との交渉においては学生は圧倒的不利になってしまいます。


・日本人留学生向けの就職情報の量が少ない、質が悪い

日本ではリクナビ、マイナビ、en、、、と企業情報を扱っているWEBサービスは数多くありますが、
日本人留学生向けの企業情報を扱っているWEBサービスは非常に少ないです。

そしてそのWEBサービスの質も良いとは言い難い状況にあります。
対象とな学生数が日本国内の学生と比較をしてもそう多くないところから、仕方ないことかもしれません。

そして周りがこぞって一斉に就職活動を始める日本国内の学生に対して、卒業時期がばらばらな留学生は周りが一斉に動き出す状況にないので、就職に対するモチベートも非常に難しくなります。


といった日本国内の採用市場とのマーケットの違いに気づき、採用における費用対効果が非常に高いマーケットであることに目をつけました。

そして私が主導で北米での採用活動を始めたのです。

そして9月21日にカリフォルニアに向かいます。
その続きは次回へ。